日本の中小企業問題

中国向けの輸出は危ない

 

中国向けの輸出は危ない

 

10年くらい前だと思うが、日本の自動車部品製造会社で急激に売り上げを伸ばした中小企業が激増した。そんな会社は、完全成果主義だとか、年棒制だとか、いろんな新しい給料制度を設けて新しい人材の確保に必死になった。

 

給料制ばかりではない。

 

工場拡張も、急ピッチで進めて、ただの町工場だった会社が、先進的な設備や寮のようなものまで備えるようになった。

 

周囲の素人から見れば、今からは中小企業の時代だなんて思えたはずだ。しかし、彼らのやっていたことは、ただ、中国のメチャクチャな開発事業の下請けをやっていたにすぎない。

 

独自の技術や独自の営業ルートを開発したわけではなく、ただ、中国の需要が増えたぶんを親会社の大企業からもらっていただけだった。

 

だから、リーマンショック以後、そういう会社は大量に倒産した。

 

その倒産数がここへ来て、また、増加し始めている。これからの倒産は、単純にバカな事業拡張をやってきた中小企業ばかりではない。

 

堅実に、親会社からの仕事を請けてそれなりの効率性などを開発してしっかりした経営をやってきた会社が潰れるだろう。

 

これは、もう、どうしようもない。中国向けに輸出を考えたきた日本の自動車メーカーは、現地に大型の工場を構えてしまっている。これは、どれだけ、小さく見積もっても、1000億円規模の投資だ。

 

これだけの投資を親会社が行えば、下請けの中小企業もそれなりの投資を行い部品を提供しなければならない。

 

今後は、おそろしいのが、この現地の工場自体が中国政府により、没収するような事態が起こりうるということだ。そうなったら、下請けの部品製造会社は、一発で潰れるところが激増するはずだ。

 

だから、これからの中小企業はもう、大きな大企業の下請けは一刻も早く抜け出した方がいい。特に中国に進出しているような大企業の下請けだけは絶対にだめだ。

 

独自の販路や技術を開発してニッチな市場の独占企業になることが非常に大事だ。

 

そういう市場は、今の日本経済にはたくさん生まれている。

 

例えばアダルトコンテンツ。この分野は、今、最高に有望な市場に変貌した。何と言ってもすばらしいのが、アダルトコミックのデジタル配信で、すべてのコミックがデジタル配信で売れる時代になっている。

 

10年前、5年前くらいに制作されたアダルトコミック作品でも総集編として電子コミックで売り出せば、また、大量に売ることができる。

 

こういうマーケットは今まで人類史上でも1度もなかったすごくやりやすくて儲かる市場だ。アダルト系の同人作家として人気になっている黒猫スミスは、本業がサラリーマンでほとんど趣味を形にして同人誌を電子コミックで売り出した。

 

そんな趣味の世界の中で生まれた、黒猫スミスの叔母さんの肉体が気持ち良過ぎてという作品は、大手のFANZA同人や大手電子コミックサイトの人気ランキングでトップになるぐらい売れてしまった。

 

こういう夢のある話がもう、アダルト電子コミックの世界では生まれてきた。

 

中国市場がもう、今後、信用できないということが解った今こそ、アダルトコミックのデジタル配信のようなビジネスに転換すべきではないかと思う。